2013年11月3日日曜日

出雲旅行記その2

2日目は今回の旅行のメイン、出雲大社です。


日本最古の歴史書と言われる「古事記」にその建設について記されるほどに歴史ある神社です。
『大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)』が祀られていて、天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲ったときに造営されたものとされているそうです。神話の話ですね。


出雲大社は大国主大神が祀られているだけあって、色々特別です。
例えば拝殿の大注連縄が他の多くの神社と反対にしめられているとか、
通常の拝礼は二礼二拍一礼ですが、ここ、出雲大社では二礼四拍一礼だとか・・・。

私は歴史学者じゃないので、なぜなのかは良く分りませんが、この出雲大社には様々な謎が今でもたくさんあるのだそうです。


さて、出雲の話からちょっと戻りまして、朝。
起きて窓から宍道湖を眺めます。
朝の早くから小舟が出て、しじみ漁がおこなわれています。
 
出雲大社へは電車でもいけますが、今回はレンタカーで一っ跳び。
高速に乗って、約1時間。神社の周辺にはパーキングもあるので困りません。
 
 
 
こちら宇迦橋の大鳥居 一の鳥居となっていますが、建てられたのは大正時代。出雲大社の縁起からするとかなり新しいですね。

勾玉を持ったうさぎさん。勢溜の大鳥居(せいだまりのおおとりい)前の「たまゆら」さんの前で。

で、こちらが勢溜の大鳥居。駐車場からショートカットもできますが、正規の参拝はやはり、ここからスタートですね。
勢溜の大鳥居をすぎて、祓社(はらいのやしろ)にお参りして松の参道の鳥居(右側の写真)へ。
松並木になっていますが、松の根の保護のため通行は禁止されています。
参道の真ん中は神様の通り道ですからね、人間は端っこを歩くのが神様への礼儀ですかね。
松の参道を過ぎて本殿の直前に構える銅鳥居の前の左右には「御慈愛の御神像」(写真左)と「ムスビの御神像」(写真右)があります。
御慈愛の御神像は、神話に有名な「因幡の白兎」、ムスビの御神像は幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)を戴き神性を得てムスビの大神になった時をモチーフにしているそうです。
ここら辺の神話は正直良く分りませんが・・・。

さて、銅鳥居の奥に拝殿がみえます。よくテレビに出るあの大注連縄です!


 迫力満点です。手を清めて参拝。二礼四拍一礼です。心を込めてお参りします。
その後境内をぐるり一周。境内にはほかにも、神在月に全国各地から集まる神々の宿「十九舎」が東西にあったり、見どころ満載。一つ一つ説明書きを読みながら回るととても面白いです。


神社といえばおみくじ。訪れる人々もたくさんおみくじをされます。
そのおみくじを縛り付けた木がこちら。
えらいことになっています。木の枝にまで結んでいる方がいます。








 
一瞬すると少し異様にも見えますが、それだけ多くの人が出雲に訪れ、願いを込めているのかもしれませんね。
 
出雲参りも無事に終わり小腹がすいたので、出雲ぜんざいを頂きました。
ぜんざいは出雲発祥という説もあるそうですよ。
歩き疲れた体に、甘さが染みます。
ぜんざいの口直しには、塩こぶが定番と思っていたのですが、こちらでは白菜漬が出されました。これもおいしかったです。
帰りの新幹線の時間を見ながら、もう一足伸ばして日御碕神社へ。
朱塗りの境内が美しいです。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。

ここまででタイムアップ。レンタカーも返さないといけないので、一路松江駅へ。
駆け足の出雲旅行でしたが、中々良いものを見ることができました。
出来ることなら日御碕灯台や境港、由志園にも行きたかった・・・。
1泊では無理がありますね。
もう一度訪れたいと思う土地でした。
 
最後に、出雲大社(右)と日御碕神社(左)の御朱印で旅行記を締めくくりましょう!
 
 
 

 

2013年11月1日金曜日

出雲旅行記その1

10/30~31 出雲旅行に行ってきました。

なぜ出雲か?
「今、出雲は熱い!!」のですよ。
60年ぶりの本殿の修復「平成の大遷宮」で、仮殿にいたご神体が、修繕の終わった本殿に戻りました。修造自体は、他の社などがまだ残っていて、完全に終わるのは平成28年なのだそうですが、
本殿が遷宮をした年、行かねばなるまい!

因みに今年は、伊勢神宮も式年遷宮の年でした。伊勢神宮は20年ごとに「式年」遷宮をしていますが、どうやら出雲大社は定期的に遷宮をしているわけではない様子。
今回も60年ぶりなことを考えると、次の遷宮には私は生きていないかもしれないし、
だったら行っとかなきゃってことです。

伊勢神宮にも今年はお参りしたし、きっと良いことがあるはず!


てなわけで、出雲旅行記の始まりです!
岡山まで新幹線、その後特急やくもに乗り換えですが・・・
この「やくも」が結構揺れる!!
酔いそうな気がしてきたので、ひたすら眠って約2時間半。
松江につきました!

ここからは予約していたレンタカーで今日は松江市内観光です。
しかし、JR松江駅前は一方通行が多くて、駅前を抜け出すのに少し苦労しました~。


松江に着いたらもう13時前だったので、とりあえず昼御飯です。
お腹減りました。
入ったのは 手打ちそば「一色庵」ガイドブックにも載っているお店で
賑わっていました。


まずは薬味だけをのせたそば(一番手前)、次に山菜ののったそば(真ん中)、最後にとろろののったそばを食べるように言われました。
そばが運ばれる前に、そば茶と卵の白身をそば茶でといたもの?を出されました。白身のやつにはそばの出汁を少しかけて味付けして飲むように言われました。
不思議な味でした。
出汁は濃いめに作られているので、かけすぎるなと注意を受けていただきました。
美味しかったですよ^^



松江城の近くには県庁もあって、結構空間にゆとりを感じました。


亀さんも気持ちよさげな、良い気候でした。






松江城の天守閣までは階段を結構登らねばならず、母の膝の具合を考慮して、外から眺めるのみに。
松の木が植わっている広い庭園?も綺麗に手入れされていました。
そして塩見縄手界隈へ。小泉八雲が1年と少しこの松江に暮らしたことは有名ですね。小泉八雲記念館は、小泉八雲の生涯や、それにまつわる品々が展示されていて、興味深かったです。

疲れたので、塩見茶屋でぼてぼて茶を頂きました。乾燥した茶の花を煮出した番茶を泡立てるのですが、その時に「ぼてぼて」と音がしたことから「ぼてぼて茶」と名前が付いたそうです。これにおこわ、煮豆、きざんだ高野豆腐や漬物などの具を少しずつ入れます。その昔、労働食であったとか、狩りに出かけた藩主不昧公の空腹しのぎに食べたなど諸説あるそうです。
いずれにせよ、素朴な味わいで確かに空腹しのぎにはもってこいの一品です。
 
 
今日の宿、夕景湖畔すいてんかくにチェックイン。
夕日が有名な宍道湖へ。




たくさんの観光客がカメラのシャッターを切っていました。
生憎、この時間の天気は少し曇り気味でしたが、十分美しい夕焼けでした。
上手くカメラに収めることができなかったのが残念ですが…。
 
 
 おいしい懐石に舌鼓をうって、露天風呂に入って1日目は終了です。
あ~、やっぱ日本の旅行は美味しい懐石とゆったり温泉に限りますねぇ・・・

2013年10月13日日曜日

春の楓 秋の紅葉

今ではあまり気にも留めなくなった「季語」
俳句や和歌に出てくるぐらいですよね。
それも俳句を詠むのを趣味にされてなければ、日常生活ではあまり
触れる機会のないもの。

でも、日本人は古くから歌を詠んだり、着物の柄や色合わせに、この季語、季節感をとても大切なものとしてとらえてきました。
それは日本が如何に四季の彩り豊かな土地か、日本人が自然をどのように見つめてきたかを表してもいると思います。

今日は日本の季語にまつわるお話で、ちょっと目からうろこのエピソードがありました。


着付け教室に、自前の小紋を着て行ったのですがそれがこちら↓
黒地に扇、菊や梅に松、牡丹などの様々な植物がちりばめられています。
パッと見た感じの色合い的には冬に着るのが良いのではないかと感じました。
でも、紅葉があるから秋でも良いはず、と思って着てみることにしました。


着付け教室について、先生に
「綺麗な小紋やね~」と声をかけていただきました。
この時期に着て良いのかわからないけど、紅葉があるからと答えてみると、

柄からは袷の時期(この着物は袷です)なら通しで着れると教わりました。
もちろん牡丹は冬だし、紅葉は秋、では春は?

紅葉と同じ形で緑色のものが描かれていたのですが、これを指して先生が
「これは楓やから春でもいけるよ」とのこと。
なんと、紅葉と楓、着物の柄には色が違うだけなのに、こうして別の植物を表現していたのですね。

たしかに調べてみると、楓は春の季語でした。
緑の様が春らしいでね。

日本人は、歌や着物などに季節を織り込んできました。
一見同じ植物でさえ、実と花で別の季節を表すものもあります。
四季の彩り豊かな日本で、日本人は自然とともに歩んできたんだなあって
とても感慨深く思いました。


そんなこんなで、今日の小紋は季節問わずに着れる優れものであることが
判明しました☆
素敵!!


一見すると、とても派手な柄だなと思ったのですが、
雪輪のシンプルな白の名古屋帯と合わせると、意外にすっきり着れることも分かりました。


楓と紅葉 今日は季語の奥深さに触れることのできた
着物日和でした。

2013年9月23日月曜日

出来上がりが楽しみなこと

出来上がりが楽しみなこと

①袷の道中着(着物のコート的な物ですね)をお仕立て中。
 来月の末頃には出来上がるでしょうか?
 深い緑の色で、光の加減で地紋がランダムに浮き上がるようになっています。
 なんとなく、クローバーのような形の地紋。
 クローバーは私の好きなモチーフなので、出来上がりが楽しみです。

と書いてる側から、着物屋さんからのお電話。
襟の形をどうしましょうかって。
襟の形??  道中着の襟の形ってバリエーションがあるの?

あまり想像がつかないので、後日改めてお店にうかがうことになりました。
う~ん、中々作成に入れない・・・。


②袷の紬お仕立て中&長襦袢の袖丈直し
 今年の冬に反物で買って、まだ仕上げてなかったものを、ようやく仕立てることに。
茶系の紬ですが、色んな色で織られていてストライプになっています。
八掛の色をどうするのか、反物を買ったお店で考えたときは、色のサンプルが決まっていて、
どれもあまりしっくりこなかったので、ひとまず仕立てはまた今度と言って眠っていたんですよね。

で家の近くの呉服屋さんに持って行ったときには、
たくさんの着物の端切れを出してきて、一緒に店の奥さんが合わせてくれました。
全く同じ色にはならないけど、と前置きはされたけど、
そもそも決められた色のカタログから決めるのではなく、色とりどりの端切れを合わせて、というのはとても良い考えです。同じ「赤」でも黄味がかったのや、茶系、暗い赤・・・少しの違いで反物の雰囲気も変わります。

結局、オレンジ系の端切れを選び、この色に近い配合で染色して八掛を作ってくれることになりました。

着付けを習い始めたころに行きつけた呉服屋さんは大手でチェーン展開しているので、新しいデザインや、安さなどの強みがあります。
けれど、家の近くの呉服屋さんはとても小さな店構えで、数十年も前から代々続いてきたそう。
でも、後継者がいなくなり当代で廃業の予定とか。
しかしご主人も奥さんも着物を熟知していて、大手の呉服屋ではできない細やかな対応をしてくれますし、伝統的な着物美や日常で出来る手入れのコツを教えてくれる、着物のかかりつけ医的存在です。


さてさて、思いのほか出費が重なりそうですが、楽しいしいっか☆

出来上がりが待ち遠しいですね。

薄物の道中着は、近所の呉服屋さんで見繕ってみようかな。

2013年8月17日土曜日

着物の話じゃないけれど

今日は京都へお出かけしてました。
着物じゃないけれど。


墓参りついでに清水寺と知恩院にお参りしてきました。

お寺や神社にお参りしたときは、御朱印を頂くようにしています。
ただのスタンプラリーじゃなくて、
ちゃんとお参りして、
「ようこそお参りいただきました」という言葉を頂きたい。

で、今日の御朱印
上は清水寺ですね。

で、次は知恩院
 
大まかな構成は似ていますが、雰囲気違いますね。
因みにお寺の御朱印と、神社の御朱印はかなり雰囲気が変わります。
これも興味深い所。
 
 
マニアなわけではないし、信心深い訳でもないけれど、
何か大きなものがあの神聖な場にはあるんだろうと思います。
ちっぽけな自分が、それでも懸命に誠実に生きていけるように、
神や仏に祈るというより、内省するためにお参りしている部分があるかも。
 
 
近隣諸国との関係、終戦記念、震災、憲法改正問題
なんだか騒がしい状況だからこそ、静かに内省する時間が必要かも。

2013年6月30日日曜日

着付け教室の修了パーティー

こんにちは


今日は、通っている着付け教室の修了パーティーがありました。
ホテルの宴会場で、おいしいご飯を頂きながら、参加者のファッションショーなんかもありました。

私は今回、中級コースの修了で、次に抽選に当たれば上級コースへ進む予定です。
始めたばかりのころは手順も覚えれないし、なんだかしっくり着れてるように思えないし、
大丈夫なのかな~と思っていました。
でも、教室に通い始めて半年。
今では、まだまだ時間はかかるけれど、人前に出ても恥ずかしくない程度には
着れるようになったかな~と、少し自信もわいてきました。

それで、今日の装いはこんな感じ。
6月も最終日。今日は単を着れる最後の日でした。
ですが、この着物は夏物。今回のために誂えたので、この着物で行くことにしました。

着物:小紋(ベージュに小さな花弁が散っています)
帯:伊勢型染の八寸名古屋帯(紺色・夏帯)
帯揚げ:グリーンから青の間の色(うまく表現できない…)
帯締め:三分紐
帯留め:前回紹介した、自前の帯留めです☆








 
 
長襦袢は麻のもので、とても着心地が良かったです。
汗ももちろんかくけれど、普通に洋服を着ているのと大差はないと思います。
私が、暑さに強い方だからかもしれないけど(笑)
 
 
会場で知り合った方と、今度着物でお出かけしましょうねってことになって、
着物友達ができたのも、とても大きな収穫でした☆
 
 
さあ、夏もどんどん着物を着なくっちゃ☆

2013年6月17日月曜日

帯留めつくり

こんばんは

暑い毎日が続きますが皆様体調崩していませんか?

今年の梅雨は雨も少し少ない気がします。この時期はうっとうしいけど、やっぱり雨もしっかり降ってくれないとねぇ・・・。


さて、和装は着物と帯に目が行きがちですが、帯揚げや帯締めによって同じ帯や着物でも印象が変わります。
着物や帯は、お値段も張るし見境なく買えるものではありません。
ということで、一通り必要なものがそろってきた最近では、小物に興味が移りつつあります。


とくに帯留め。
三分紐に通して体の前に見せるようにして配置します。
でもお店で見ると、この帯留めもなかなかのお値段・・・。
高いものは万単位ですし、安くても数千円はします。

で、以前お店の方に箸置きを帯留めにするという話を聞いたのを思い出しました。
手芸屋などで帯留めの台座が売られているので、それに自分の気に入った箸置きを接着剤で止めるというのです。


これだ!と思いましてさっそく手芸やへ。
台座は一つ170円くらいで売られていました。
いくつかまとめて買っておいて、気に入った小物があればそれを付ければいいやと思っています。

台座と一緒に、ネックレスなどアクセサリー類のパーツを物色し、2つ購入。
台座につけて、こんな感じになりました。
 
 
どうですか?
中々かわいい感じじゃないですか?
ビーズを編み込んだりしてつくるものもあるようですが、
私は残念ながら手先が不器用・・・。
でも、気に入ったパーツを台座に固定するだけならお手軽ですね。
 
 
また色々物色して、オリジナル帯留めを増やしていきたいです☆
ちょっとデザイン性の高いボタンとかも、裏が平らならいけるかなぁ・・・(^-^)
 
 
来週お出かけのイベントがあるので、さっそく使ってみたいと思います!

2013年6月9日日曜日

唐突に着物が着たくなって・・・

今日は仕事も休み、とくに出かける用事もない。
家で一日だらだらするのもよし、出かけるのもよし・・・。
朝から何して過ごそうかな~と思っていました。

ふと、昨日先日受け取った袖直し後の着物、ちゃんとあっているのか確かめたくなりました。
で朝からごそごそ着物を着始めてやく30分後・・・。
お直し前より着やすくなりました!
袖丈もちょうど良いです。
折角誂えたものなら、やはり自分にあった寸法の方が良いですね。

今日は
着物:白根澤 もじり織
帯:名古屋帯(博多織)
三分紐 薄緑の帯揚げ
のコーティネートです。

黒地の着物と帯なので、重くなり過ぎないように帯揚げには爽やか目の色を入れました。

長襦袢はポリの単なんですが、これは既製品なので
ちょっと振りの長さが着物と合っていません。
腕を動かす度に、襦袢が出て来やしないかちょっと心配。

麻の襦袢はこれに合わせて作りましたから、大丈夫なはず!


さて、着てしまうとそのまま出かけたくなるものです。
美術館とかにでも行ってみようかな~と思って今やっている特別展を探してみたのですが、
近場では見たいのがなかったので断念。

そういえばグランフロント大阪に開業からまだ一度も行ってないやと思って、
本日はこの出で立ちでグランフロント大阪へ!

とってもとっても人が多い!!
お店もたくさんあって、全部回りきるには結構な時間がかかりそう。
私のお目当ては“DANAD菱屋カレンブロッソ” 草履と着物のお店なんだそうです。
今風に着物を見せてはるんかな~と思って行ってみたのですが、
私の想像とはちょっと違いました。
お店がイケてないとかじゃなくて、私の好みと外れるって意味ですけどね。

ま、それはいいとしてお店には帯飾りも置いていました。
東京から期間限定でやってきているお店とコラボなんだそうです。

根付の先に玉が付いていて、それを追いかけるように見立てた猫の帯留め・・・
かわいいけど、一つ1万円以上もする・・・。
見てるだけ~にして早々に退散しました。


着物は一通りあるから、これからは帯締めや帯揚げ等々小物を増やしていきたいなと思います。
帯飾りは、クラフトショップなどに台座が売られていて、箸置きなんかを接着剤でつけてオリジナルをつくる方もいるそうです。
私もそっちの方向で楽しもうかな~。
今年は逃したけど、着付け教室のビーズ帯留め講座も受けてみたい。


今日は終日曇り空、雨が降ったら困るので早めに家路につきました。

特に何かしたわけじゃないけど、着物を着て出かけれたので個人的には充実したお休みでした。

2013年6月8日土曜日

夏の長襦袢

仕立てを頼んでいた夏用の長襦袢が出来上がりました。 
写真に撮ってみたものの、上手くいきませんねぇ・・・。
麻(白)です。模様は一切入っていません。
半襟は、これからの時期を考えて絽にしてもらいました。
 
触れてみると、麻の独特の手触り。安心します。
 
来月は何度か、着物を着て出かける予定が立っているので、今年の夏からさっそく活躍してくれそうです☆。
 
それから、袖の直しを頼んでいた単も出来上がってきました。
 
う~ん。
明日は特に何も予定がないのですが、着物を着てどこかに出かけてみようかな?!
 

2013年6月4日火曜日

着物deお出かけ

6/2(日)は通っている着付け教室のお出かけイベントに参加してきました!

私の通っている着付け教室では、毎月一回着物を着ていろんなところにお出かけするイベントが開催されます。
折角着付けを習っても、着物を着る機会がない人も多いので、こういったイベントが開催されています。

「今回はホタルを見に行こう」がテーマです。

因みに今回の装いは↓
紬の単 八寸かがり帯 青の帯揚げ 三分紐に帯飾りです


 
皆がそろったら、いざ出発。
会場は梅田スカイビル。
 
梅雨の時期、この日も昼間に雨が少し降ったり不安定なお天気でした。
絹の着物は水に弱いので濡らせないわ~と心配でしたが、何とかお天気も持ってくれた様子。
 
20人近くも着物の集団がぞろぞろ移動すると注目を集めるものでしょうか。
普段のおけいこでは教室の着物を借りて練習するのですが、お出かけイベントでは皆自前の着物で着ているので、まさに「☆眼福☆」でした(笑)
 
さて、目的地へ行ってみると、七夕のイベントも始めっているのか、大きな七夕飾りがお出迎え。
笹の葉には短冊も取り付けられていましたよ。


 
先に食事をということで、向かった先は中華料理「燦宮(さんぐう)」
普段は絶対立ち入れないような、高級な雰囲気を漂わせるレストランで和気あいあいと女子会です。
お料理もおいしかった~


 

で、ゆっくし食事をした後は、メイン・イベントの蛍を見に庭園へ降りて行ったのですが・・・・・。
肝心の蛍がいない!
 
なんと、蛍が放流されるイベントは6/14~だったんだそうです。
着付け教室のスタッフが日にちを間違えてイベントの予定を組んでしまったそうな・・・。
 
スタッフさんはめっちゃ謝ってたけど、おいしいご飯も食べたし、「ま、いっか~」ってことで、お庭を少し散策して帰路に就いたのでした。
 
ホタルを見れなかったのは残念ですが、着物でお出かけして、おいしいご飯も食べたし
十分楽しいイベントでした。
 
 

2013年5月25日土曜日

着物のお直し

こんばんは


今年の1月末から着付けを習い始めて、はや半年が過ぎようとしています。

洋服に春物、夏物、冬物など季節に合わせた装いがあるように、着物にも季節があります。
着付け教室では、着付けだけではなくて、着物の種類やTPO、マナーなども学びます。
その中で初めて知ったこと、着物にも冬物と夏物があるんです。

考えてみれば当然のことなんですけど、
着物は以下のように季節によって変えます。
10月~5月の袷(あわせ):着物に裏地がついている
     
6月9月の単(ひとえ):袷と同じだけど、裏地がついていない
     
7月8月の夏物(なつもの 薄物:うすものともいう):単と同じ仕立て。透け感のある素材(絽や紗、羅などを用いる。

最近は温暖化の影響もあるので、正式な場でなければ多少ずらしても良いそうです。
ただし先取りで。後取りは無粋とされるそうです。
5月も中旬ごろならば、袷ではなく単を着てもよいということです(正式な場では、袷)

これに伴って、帯や帯揚げ、帯締め、半襟などの小物も変えていくのです。
着物の形は同じなので、季節によって素材や色味、柄行などで変化を出すのですね。

さて、母から譲り受けた着物はすべて袷でした。
一応母親に袷以外の着物を持っているか聞いてみたのですが、持っていないということでした。
着付けを習い始めた当初は、夏は暑いし着物は着ないだろうと思っていたのですが、
やっぱり単も、夏物も欲しくはなってくるもの。
買っちゃえば、やっぱり着る機会をつくるだろうと思い、練習用に安いのを買えばいいやと
呉服屋さんでアンティークの単を購入しました。そうすると、帯も長襦袢も一通り夏物をそろえることになりまして。
先日一度、単を着て外出してみたのですが、以外に暑くない。
もちろん、胴回りは帯もするし、補正もするので暑いのですが、衣紋(襟のところ)や振り(袖のところ)、身八つ口(脇のところ)が空いており、そこから風が入るのです。
ですから、それほど暑さを感じませんでした。
もちろん、裏地のついていない単ですから、その分も涼しいのでしょう。長襦袢も単仕立てだし。

これはイケる!夏も着物着ちゃおう!ということで、先日夏物を仕立ててしまいました。
街に着物で出かけるを合言葉に、街中でも浮かない色合いのものを…。
黒地に紅花柄のもじり織です。このもじり織には非常に高度な技術が必要だそうで、後継者が減ってきているのだそうです。着物を買うことで、失われようとする伝統的な技術の担い手が途絶えないように、ほんのわずかなことですが、その力の一部になればと思います。
 
で、仕立ててもらったは良いのですが、夏物の長襦袢を持っていない。
夏の長襦袢は、紗や絽などの他に、麻のものもあります。
普段使いなら麻が大変涼しく、家で洗えるので汗をかく時期にはいいかと思いました。
上の写真のは、行きつけの大手着物屋さんで仕立ててもらったのですが、これをもとに家の近くの呉服屋さんで長襦袢を仕立ててもらおうと思いました。
 
袖などの丈は襦袢と着物と合わせて作らないと、着物の下から襦袢の袖が出てきたり、夏物は透けるので、丈を合わせる必要があるからです。
「この着物に合わせて長襦袢を作ってください」とお願いしてみたのですが、どうやら着物の仕立て自体が、私の体に合っていなかったようです。
そういえば一度袖を通した時に、なんだか袖が長かったような気がしました。

相談の結果、私の身長から標準寸法で仕立て直してもらうことになりました。
明日、着物をお店に持って行って、それに合わせて襦袢も仕立ててもらう予定です。
新しい着物ですが、いったんお店に預けることに。

きちんと仕立て直してもらって、夏を迎えたいと思います。



   

2013年5月20日月曜日

着付けを習うきっかけ

私は日本人ですが、これまで着物を自分で着つけることができませんでした。
というか、そういう日本人て結構いるんじゃないかなぁ。
特に最近の若い世代は(私もまだ、若い世代に入れとくとして)


女性が着物を着るとしたら、成人式の振袖、あと大学の卒業式で袴を着るくらいじゃないかな。
皆がみんな、振袖着るわけでも、袴を着るわけでもないしね。


着物の着付け教室があることは前から知ってたけど、その時はそんなに興味もなかったし・・・。
そんな私が、なぜに着付けを習おうと思ったかというと、お手軽な理由でして
「友人からの紹介」でした。


その子は、将来の旦那さんに着物でお酌をするのが夢だそうで(笑)
一足先に着付け教室で学び、自分でも機会があるごとに着物を着ていたのでした。
立ち居振る舞いも、以前の友人とは少し違って、しっとり和服美人。

「かっこいいな~」と着物への関心がむくむくわくようになりました。
そして思い出したんです。
子供のころに、母が見せてくれた美しい紫の帯を。
 
とても美しく、「成人式の時には、この帯を付けたい」と母にせがんだのですが、
 
「この帯は渋すぎて、振袖の華やかさには合わない」と言われました。
その時はどうしてこんなにきれいな帯なのに、と思ったものです。
今なら母の言った言葉の意味を理解できます。
 
 
そんな、子供のころの思い出がよみがえり、私も友人の誘いを受けて、着付け教室へ通うようになりました。
それが今年の1月の末。週1回、全10回の稽古を終えて晴れて着物を自分で着れるようになりました。
 
今では自分の好きな時に着物を着て町へ出かけています。
着物を着るようになって、改めて自分の国の伝統や文化にも興味がわくようになりました。
これが一番の収穫かもしれません(^_^)
 
 
今年の夏も、たくさん着物着ちゃうもんね!

初めましてのこんばんは

初めまして イオです。
今年の初め、友人の勧めで着付け教室に通うようになりました。
それから あれよあれよという間に着物にハマってしまいました。
毎日着物で暮らしてみたい!そんな願望がむくむくしている毎日です。

失敗しつつの着物ライフを、マイペースにつづっていきたいと思います。
よろしくお願いします☆