2013年9月23日月曜日

出来上がりが楽しみなこと

出来上がりが楽しみなこと

①袷の道中着(着物のコート的な物ですね)をお仕立て中。
 来月の末頃には出来上がるでしょうか?
 深い緑の色で、光の加減で地紋がランダムに浮き上がるようになっています。
 なんとなく、クローバーのような形の地紋。
 クローバーは私の好きなモチーフなので、出来上がりが楽しみです。

と書いてる側から、着物屋さんからのお電話。
襟の形をどうしましょうかって。
襟の形??  道中着の襟の形ってバリエーションがあるの?

あまり想像がつかないので、後日改めてお店にうかがうことになりました。
う~ん、中々作成に入れない・・・。


②袷の紬お仕立て中&長襦袢の袖丈直し
 今年の冬に反物で買って、まだ仕上げてなかったものを、ようやく仕立てることに。
茶系の紬ですが、色んな色で織られていてストライプになっています。
八掛の色をどうするのか、反物を買ったお店で考えたときは、色のサンプルが決まっていて、
どれもあまりしっくりこなかったので、ひとまず仕立てはまた今度と言って眠っていたんですよね。

で家の近くの呉服屋さんに持って行ったときには、
たくさんの着物の端切れを出してきて、一緒に店の奥さんが合わせてくれました。
全く同じ色にはならないけど、と前置きはされたけど、
そもそも決められた色のカタログから決めるのではなく、色とりどりの端切れを合わせて、というのはとても良い考えです。同じ「赤」でも黄味がかったのや、茶系、暗い赤・・・少しの違いで反物の雰囲気も変わります。

結局、オレンジ系の端切れを選び、この色に近い配合で染色して八掛を作ってくれることになりました。

着付けを習い始めたころに行きつけた呉服屋さんは大手でチェーン展開しているので、新しいデザインや、安さなどの強みがあります。
けれど、家の近くの呉服屋さんはとても小さな店構えで、数十年も前から代々続いてきたそう。
でも、後継者がいなくなり当代で廃業の予定とか。
しかしご主人も奥さんも着物を熟知していて、大手の呉服屋ではできない細やかな対応をしてくれますし、伝統的な着物美や日常で出来る手入れのコツを教えてくれる、着物のかかりつけ医的存在です。


さてさて、思いのほか出費が重なりそうですが、楽しいしいっか☆

出来上がりが待ち遠しいですね。

薄物の道中着は、近所の呉服屋さんで見繕ってみようかな。

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